LOVEHOTELS
【監督・脚本・編集:村松亮太郎】
「できることならあなたを食べてしまいたい。
     食べてしまいたいほど、あなたが好き。
                  ……あなたが好き。」

田舎町に住むサクラ・トオル・美咲の三人は学生時代からの同級生。トオルと美咲はすでに結婚し、五歳になる息子がいる。しかし、サクラとトオルはいつからか不倫の関係になっていた。学生時代からトオルの事が好きだったサクラにとって、今となっては「やっと手に入れたオトコ」である。ある日、二人の関係が美咲にバレてしまう。そこでサクラはある決断をする。それが彼女なりの「手に入れ方」なのだった……







東根市の名産物でもある「さくらんぼ」。
赤いルビーといわれる「さくらんぼ」と、その白い花が作品の重要なキーワードとなっています。あまり見る機会のない一面に広がったさくらんぼの白い花畑は必見です。そしてもう一つの舞台"Hotel555"。今回の作品には、山形空港の隣にある「HOTEL555〜Air〜」の実際の部屋を舞台として使用。その他「山形空港」内のシーンもなかなかいい味を出しています。
←さくらんぼの白い花
     
←山形空港隣り、
 「HOTEL555〜Air〜」
     
←山形空港
「台詞はほとんど無くしたい。画と編集だけで魅せる。
       余計なものは省いて、とにかくソリッドな作品に。」
1988年、17歳の時、ショーン・ペンの「インディアン・ランナー」と出会い、その独自のスタンスに感銘を受ける。その後、役者として、CM、ドラマ等でキャリアを積みながら、1997年にディレクション集団“NAKED”を設立。PV(デーモン小暮『太陽がいっぱい』BMGファンハウスほか)、CM(ASAHI SUPER DRY AD CINEMA原案、ONKYO『INTEC 155 V20』クリエイティブディレクター)で、ディレクションを手掛け、テレビドラマ(『ラビリンス』、『ヴァーチャルガール』、日本テレビほか)等では、タイトルバック、劇中CG、台本デザイン、ロゴ、エンドロールと、トータルでビジュアル面をディレクションし、クリエイティブディレクターとしてのキャリアを積み始める。2002年より脚本執筆など映画製作の準備を開始する。2003年、ショートフィルムを製作&発表開始。自身が監督を手掛けた3作品がわずか一年足らずで代表的な短編映画祭に続々とノミネートされ、現在では計15ノミネートにものぼる。 2004年現在、初の長編映画『HOTEL 555-AIR-』を制作中。
また、ショートフィルムコンソーシアムにサポート・プロデューサーとして、参加している。
 
サクラ/片山 佳
19歳から雑誌などでモデルとして活動しながら、TBS『ガチンコ女優学院』でグランプリをとり、その後テレビドラマ『ストレートニュース』(NTV 系列)や、映画『ゲロッパ!』(監督:井筒和幸)、『赤線』(監督:奥秀太郎)などに出演し、『パラダイスガールズ』(監督:フー・フーピン)では主演も務め、女優としても活躍している。
     
トオル/平敷慶吾
1996年、映画『青い魚』(監督:中川陽介)で主演をつとめ、同作品が1998年ベルリン映画祭に正式招待される。その後も『BEAT』(監督:宮本亜門)に出演。1997年にイギリスへ語学留学後、香港映画『東京攻略』(監督:ジングル・マー)など、映画を中心に活動している。
     
美 咲/藤真美穂
98年、大学在学中に「'98ミスキャンパス」に選ばれ、その後、雑誌『CanCam』『CLASSY』などの読者モデルとして活躍後、CM 『NTTDoCoMo・夏のドコモフェア/寝顔篇・花火篇』などに出演。『Short Films-Slow is beautiful-』(監督:中野裕之)でスクリーンデビュー後、映画に続々出演している。
     
美 穂/杉本 瞳
1987年生まれ。東京ディズニーランド『2003クリスマス・ファンタジー』や
大塚製薬『ポカリスエット春篇』など、CMやスチール広告(早慶外語ゼミ)に出演。
映画『炎と氷』(監督:辻裕之)やテレビドラマ、舞台にも出演し、活躍の幅を広げている。
 
●地方ロケで空気がうまい !!
どうして山形だったのか? 何故なら「そこに HOTEL 555」があったから。空港そばのラブホテル。名を『HOTEL 555〜Air〜』というのです。村松監督作品『 HOTEL 555〜Air〜』へのオマージュとして名付けられたこのHOTELで『LOVEHOTELS ver555』の第二弾作品が産声をあげました。

監督が東北の田舎町に一人シナハンに旅立ち、近くの空港に降り積もった白銀の世界と遠くに連なる山々。そして、それをつつむ真っ青な空に監督がひた向きに思いを込めて書きあげたのが『BLUE』。

しかし、 いざロケハンにいってみたらおったまげ。雪なんてないじゃありませんか! どうすべか? んーまずは情報収集!!「東根市なんてサクランボしかないんだから」と地元の人の声。 ん? サクランボ? いつ咲くの? え、もうすぐ? へーで咲いたらどんな感じ? へー白いんだサクランボの花って。

こうして、制作上の問題から作品の舞台を白銀の世界からサクランボ農園に無理矢理変えさせられてしまったスタッフ一同。苦悩する監督を尻目に、せっせと準備を始めちゃいました。








●天気に恵まれない監督村松亮太郎。さて今回は!?
悪天候には定評のある村松監督。もちろん今回も天気との勝負(笑顔)。頭をなやます悪天候はもちろんのこと、今回は『サクランボの開花』予測もしなくちゃならない。スタッフは、例年の開会時期を調査に調査を重ねお世話になった「安達農園」さんには、開花予測を事細かに報告してもらいながら、撮影日を調整していたのですが・・・。

例年にない暖かい天候が続き。サクランボの花は開花時期を大幅に早めてしまったのです。急いで ! 急いで ! 制作さん !! キャストさん、スタッフのスケジュールをおさえて!  
ほっとしたのも束の間。『雨が降るぞぉ』『花が落ちるぞぉ』のてんてこ舞いでクランクイン。数々のハプニングの中、東根市の皆様の協力もいただき、無事撮影は終了!!

●『 BLUE』それは未知との遭遇
さあ後は、編集の意気込みに燃える監督にゆだね作品の完成を待つこと数ヶ月。ポスプロ命と豪語していた監督の思惑どおり、皆さんがこれまでにみた事のないような新しい作品がここに誕生したのです。ストーリー、画、編集、効果。んーどれをとっても「未知との遭遇」。「監督、振り切りましたね」と制作担当。

是非 心してお楽しみください!!

 
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