ただいま。
予想通り、日記を書く暇どころか、メールをチェックする暇さえないほど、毎日朝から晩まで一日中撮影で、しかも3日連続だし、しかも極寒だしで、かなりハードな3日間で、今私はかなり疲れが溜まっていまーす。
でも、毎日毎日本当に本当に楽しくて、何もかもが新鮮だったし充実していて、韓国スタッフ達はみんな私に良くしてくれて、みんな純粋に映画が好きで、撮影に関われる事を喜んでくれたし、一生懸命さが伝わってきて、私もそんなみんなの姿を見ていると、疲れなんて吹っ飛んで、毎日の過酷な撮影も無事乗り越える事ができた。
スタッフの一人から、「こんなに寒い中で(ほんとにソウルは寒かった)一日だけでも疲れるのに、これを3日間連続でやってるカナはすごい」と驚かれたほど、自分でもよくもまああんなにパワーがあったなあと思う。しかも風邪引いてたのに。いまだに治ってないし。
昼間だけの撮影のはずが、結局夜遅くまでになったりとか、予想外に一日の撮影時間が長くて、ホテルに帰ったらそっこう爆睡。最終日まで気が抜けないし、どの作品も妥協したくなかったので、とにかく大きく体調を壊すのだけは避けたかった。
まず、15日の昼過ぎにソウルに到着して、そのままホテルに直行。JIWON, JIN SUNG, JONG KWANの3人の監督と、カメラマンや手伝ってくれるスタッフの全部で6人がホテルのロビーで待っていて、次の日からの撮影の打ち合わせをする。
JIWONからは、作品の内容に関してメールでやり取りをしていたので、大体の準備はできていたんだけど、JONG KWANとJIN SUNGに関しては、ほとんど何も聞かされておらず、かなり不安だったんだけど、二人ともちゃんと考えてくれていて、彼ららしさがとてもよく出ている内容に一安心。
それぞれ作風は全然違うんだけど、3人共LOVE STORYで、韓国人の男性の役者さんとそれぞれ共演しました。
16日のJIWONの撮影は、ウェディングドレスを着たんだけど、ソウルの極寒、しかも橋の上の寒い風がビュービュー吹いているようなところでのウェディングドレスは死ぬほど寒かった!!体や歯がガタガタ震えてさ。そんな中での韓国語の台詞はほんと大変だった。それでもいろんなスタッフに台詞の言い方を聞いて、何とかやりましたよ、韓国語。
韓国語って力抜けた感じがかわいいんだよなー。何だかガラが悪くてかわいい。3日間の撮影が終わるころには、すっかり私は韓国っぽい喋り方(?)になっていた。
(一番上の写真が、JIWON作品の私の相手役の俳優さん)
JIWONの撮影は、結局時間が足りなくて全部は撮りきれず、「撮ったものをなんとか違うストーリーに変えて編集してみる」と言っていたけど大丈夫かしら…。とにかくこの日は、夜遅くまで撮影があって、「初日でいきなりこんなハードなんだから、残りの2日間が思いやられるなあ…」と思いました。
(2枚目の写真がJIWON作品のスタッフ達)
17日のJONG KWANの撮影は、これまた外のシーンばかりで、しかも川辺でさ、JIWONの撮影よりはマシだけど、この日もかなり寒かった。
昼ごはんが、日本でも最近よく見かけるようになった「辛ラーメン」で、寒い中で食べる辛ラーメンは最高においしかった。みんなほんと辛いもの好きなんだよね。私が「辛い辛い」言ってたら、「それは韓国人にとっては普通だよ」って言われた。
JONG KWANは、見た目通り穏やかで優しくて、私の意見をよく聞いてくれた。彼の作品では、日本語のナレーションがあったので、「僕は日本語のニュアンスがわからないから、カナが良いと思ったのを使うからカナが決めてくれ」と任してくれたり、「今のカナの演技はナチュラルで好きだよ」と言ってくれたり、私の質問にいつも優しく丁寧に答えてくれた。
18日最終日のJIN SONGの撮影は、1シチュエーションだったので、3人の中では比較的楽な撮影だった。
相手役の役者さん(一番下の写真の左側の彼、ちなみに右の青いマフラーしてるのがJIN SUNG)は、そこそこ韓国では知られている役者さんだったみたいで、撮影中サインや写真を求められたり、日本人のツアー客と遭遇して、私が日本人の女優だとわかると、「何の撮影?日韓合作?いつ見れるの?あなたは誰なの?」とかおばちゃま達に囲まれて写真撮影の嵐(笑)
そんなハプニングもありつつ、なんとか撮影終了。
毎日違う監督、違うスタッフで、いろんな場所で撮影して、毎日が新鮮で、本当に楽しくて仕方なかった。スタッフみんなが優しくて、日本語で話してくれたり、韓国語を教えてくれたり、映画の話や今人気の役者が誰だとか、いろんな話をした。言葉がちゃんと伝わらなくても、相手の気持ちはちゃんと伝わるんだなあと改めて思った。
最終日は、その日のスタッフ全員とJIWONやJONG KWANや彼らのスタッフも数人加わって、大勢でご飯を食べに行った。(ここで久しぶりにお酒を飲む)
私が「帰りたくないよー」と泣きそうになってたら、彼らも「すごく寂しいね」と言ってくれて、それにまた泣きそうになってた。
監督達1人1人に「私どうだった?」と聞いたら、こんな感じ↓の回答が返ってきた。
JIWON:「カナは僕が言わんとしている事を、あまり説明しなくても、少しの言葉で瞬時に理解した。カナはスマートなんだと思ったよ。僕のミスで、全部撮りきれなかったのは本当に申し訳ないけど、なんとかおもしろくなるように頑張るよ」
JONG KWAN:「カナのナチュラルな表情がすごく好きだ。ナレーションのカナの声がすごく良かった。良い作品になることは間違いないね。(スマイル)」
JIN SUNG:「グッドグッド、ベリーグッド!」
ってな感じで、韓国での撮影は無事に終わりました。ここではまだ書ききれない事がたくさんあるので、それはまたの機会にってことで。
韓国のみんな、本当にお疲れさまでした!!
カムサハムニダ〜