役作りのちょっとしたきっかけになればと思い、
ずいぶん前に買った、とある映画のパンフレットに目を通したら、
当時(確か半年くらい前)その映画を見た時はわからなかった「女っていろいろ複雑」的な事が、
今になってなんだか妙に納得できてしまったというか、腑に落ちたので、
その事を書こうかなと。
その映画が伝えたかった事は、
「女には、何があっても、愛しても愛されても満たされない本質的な渇きがある。」
ということだったらしいんだが、
半年前はあまりピンと来なくて、ただただ女優の芝居に圧倒されてて。
「あんな芝居ができるようになるには、どうしたらいいんだろう?」ってそれしかなかった。
でも今日改めてパンフレットを見て、
あんな芝居が出来ちゃうのって、それなりの人生経験がないと無理だわって思った。
22歳の小娘には無理。できっこない。
でも半年前にはわからなかった感情が今わかるんだから(わかってるといっても今の私なりの解釈でしかないけど)、私もちょっとは大人になったんでしょう。
「愛しても愛されても満たされない本質的な渇き」
私が思うに、女って自分自身として、自分のために生きたいという衝動があって、
でもどうしたらいいのかわからないっていうか、自分に何が出来るのかがわからない。
わかってても、自分のためだけに生きるのはすごく勇気のいることで。
でも時間は容赦なくすぎていく訳で、いやでも自分自身に折り合いを付けて
いかなくちゃいけなくて。
もうそれは一種の「戦い」なんだと思う、女にとって。
だから、男からしたらわけのわからない感情になったり行動に出たりするんだと思う。
「なんでそんなふうになるんだ!?」みたいな(笑)
女自身もよくわかってないことなのに、男がそんなのわかるわけないよね。
私はまだ(もう?)22歳で、結婚を考えたりとかいう年でもないのだが、
人を好きになるとやはり考えるですよ。
結婚とか子供とか仕事どうするんだとか。
女優の仕事をし始めたくらいの時は「結婚したら女優はやめて家事に専念する」とか思ってたんだけど、
今は「結婚したり子供が出来ても女優はやり続けたい」と思ってて。
それは、女優が面白くなってきたってのもあるけど、単に結婚に対して夢を描かなくなってきたという(笑)
前は「結婚して幸せな家庭を築けたら、女にとってはそれが一番幸せ」とか思ってたんだけど、
今は結婚がすべてではないんだとも思うし、
でもずっと一人は淋しいから、いつかは結婚して子供とか産んで育てていくんだろうし。
でも先の事なんかわかんないから、結局今を精一杯楽しむしかなくて、
でも今が幸せなら良いんだーって思っててもダメで、
22歳の私はそれでもいいけど、30歳の私はきっとそれじゃダメなんだな。
いくら愛されてるという実感があっても、女は常に渇いてるんだぞと。
それでもそんな女をちゃんと満足させられる男が、この世の中にはいるのでしょうか?
はい、あまり期待はできません(笑)
だから、一人でも生きていけるような強くて凛とした女になることが重要なんです。と思う。
と同時に「でもでも一人じゃなくて二人がいいな」というのもある。
どっちやねん。
よく大学の女教授が言ってたなー。
「棚からぼた餅はありません。自分が棚に昇るんです!」って。
ま、でも女優やってると、いろんな女の人生を生きられるから楽しいけどね。
シュミレートです、シュミレート。
はやく30歳とか40歳とかなって、「この人はきっと(いろんな意味で)ものすごい人生を送ってきたんだろう」
と思わせられるような素敵な女優になって、いい芝居をして、いい作品を残したい。
それに尽きますな。
その第1歩が、この就活女優なんだと思って、今の私のベストを尽くします。
一歩一歩確実に前進あるのみ。